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キリスト教信者でない方のキリスト教葬儀

 
先ほどCCFIの方へメールでのお問い合わせがありました。

ご質問の大まかな内容は
「自分はキリスト教の洗礼を受けてはいないが
自分自身が亡くなったときにはキリスト教のお葬式を挙げたいのだが」
といったものでした。

さて。
結論から申しますと
「(ご葬儀の)ご依頼をお考えの教会へお尋ね下さい」という回答になります。
それも可能であれば事前に、です。

このようなお仕事をさせていただいておりますが
日本全国すべてのキリスト教会に精通しているわけではありません。
それぞれの教会にはそれぞれのご事情などがあったりして
たとえば、教会施設として物理的にお葬式を受け入れることが困難な教会というのもあるかもしれません。


しかし。

これは私見ですが
私はキリスト教の洗礼を受けた信徒はもちろんのこと
以前に洗礼を受けたが普段は教会から離れている方であれ
キリスト教の洗礼自体を受けていないという方であれ
キリスト教会はそうした方々のご葬儀のご依頼があれば、極力前向きに取り組んでほしいと考えております。

もちろん
何故キリスト教葬儀を希望するのか、という論点はあるかもしれません。
たとえば「一般的な仏式葬儀よりも葬儀代が安く済みそうだから」という考え。
・・・これは一概には言えないと思います(笑汗)
少なくとも教会でお葬式をされれば、葬儀社の用意するいわゆる「祭壇」は不要ではありましょう。
しかし参列される方の人数や用意されるお品物などによって、その総額は大きく変動します。
昨今よく言われるところの
「家族葬は一般的なお葬式よりも安く済む」という勘違いと同じことですね。
単純に「安く済ませたいから」というだけの理由でキリスト教葬儀を選択されると、場合によっては希望通りにならないこともあります。

しかし
純粋にキリスト教葬儀を「良い」とお考えの方がいらっしゃったとしたら・・・
たとえば
「教会の荘厳な雰囲気が素敵だから」とか
「洋花で飾られた式場が美しかったから」とか
「式中に歌われる賛美歌(聖歌)が希望に満ち溢れたものだったから」とか
そういう理由であったとしても、教会はそうした方々の声に耳を傾けて欲しいなぁと思うものです。

そしてもうひとつ。
これはすでにここで何度も申しております。
お葬式は、その宗教の教えを宣べ伝える「宣教」「布教」のための大きな機会となり得るということです。
これもいつも申しておりますことですが
キリスト教のお葬式は、本当に素晴らしいものです。
これは私自身がクリスチャンだからという贔屓目などではなくて
キリスト教葬儀に触れた多くの方々からお聞きする言葉でもあるのです。
もっといえば、葬儀屋さんたちのなかにもキリスト教葬儀の “ ファン ” がいたりするんですよ(笑)

そんな素晴らしいキリスト教の教えを
亡くなられた方をお送りするお葬式を通して宣べ伝えていくことの尊さを、私はよく知っているつもりです。


「クリスチャンじゃないがキリスト教(のお葬式)に興味がある」という方へ。

“ 叩けよ、さらば開かれん ” ですよ ♪

これは新約聖書『マタイによる福音書』の7章7~8節の言葉です。

 求めなさい。
 そうすれば、与えられる。
 探しなさい。
 そうすれば、見つかる。
 門をたたきなさい。
 そうすれば、開かれる。
 だれでも、求める者は受け
 探す者は見つけ
 門をたたく者には開かれる。

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by dscorp-japan | 2013-05-20 23:56 | 葬儀 | Comments(4)
Commented by 夢は作家の整体師 at 2013-05-21 10:04 x
なかなか現代的なご相談内容のようですね。

将来的には、結婚式のように、キリスト教式のお葬式を選ぶような時代になるんですかね。

自分はツレがクリスチャンで、自分も将来は洗礼を受ける予定です。

葬儀をキリスト教式というだけでなく、できれば生きているうちにキリスト教にふれてもらいたいものですね。
Commented by dscorp-japan at 2013-05-21 20:57
☀夢は作家の整体師さん。
ご来訪&コメントを有り難うございます m(_ _)m

>将来的には、結婚式のようにキリスト教式のお葬式を選ぶような時代~
そういう需要が増えてくる可能性もあるかもしれませんね。
ただ、私自身はカトリックですけれど、仏教葬儀の良さもまたあると思っているんです。
だからこそ、仏教に携わる宗教者の皆様には是非頑張っていただきたいと思っているんです。
このままだと、日本の仏教も心配ですよね~(汗)
Commented by はち at 2013-05-21 22:25 x
葬儀や結婚式で奉仕をしていると、信者さんでない方が興味津々な表情で式に参加されている姿を見かけます。
聖堂をキョロキョロ見渡す方、詩編唱者を食い入る様に見つめる方、神父様のお説教をじっと聞いていらっしゃる方、聖体拝領って何?って聞いている方・・・
そのひとつひとつが宣教であると思っています。
だからこそ、いつでも心をこめた奉仕をし、共に祈る姿勢を忘れないように・・・と。。。
どんな理由であれ、人生最期のときに神様のみことばに触れていただけるのであれば、私達からするとこんなに嬉しいことはないですよね!!

ついつい興奮して長文になってしまいました。。。笑
お許しくださいませm(_ _)m
Commented by dscorp-japan at 2013-05-21 23:09
☀はちさん。
丁寧なコメントを有り難うございます m(_ _)m

信徒でない方々が触れるキリスト教はもしかすると
私たち信徒にとって以上に深く大きな意味を持つのかもしれないのだと、お葬式のお手伝いをさせていただきながらよく考えます。
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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