仲間
昨日は
以前在籍していた葬儀社時代の、取引先である生花業者さんの先代社長さんがお亡くなりになられたということで
お通夜に参列させていただきました・・・ m(_ _)m
連絡を受けたのが昨日の昼過ぎ。
慌てて時間調整をしてから準備をして、何とかお通夜に間に合うことが出来ました。
「昔の会社の取引先のご不幸」です。
現在では、特段の関わりがあるわけではありません。
(今さら弔問に伺うの?)
という考え方もあるのかもしれませんが・・・
葬儀会場(以前の会社の所有していた葬儀会館)へ行ってみると・・・
いるわ、いるわ!
前の会社で一緒だったヤツらが・・・ ♪
今なお
前の会社(正確には同業他社に吸収されておりますので違う会社なんですが)で働いている人たちも
今はまったく別業種のお仕事に携わっている人たちも
ちゃんとそれぞれ訃報を聞きつけて、弔問に来ていたんですね~
私が在籍していた頃のその会社って
とってもアットホームな雰囲気だったんです。
先輩も後輩も、皆仲良し。
その社風は社内のみにとどまらず
各種の取引業者さんたちとも、ホントに仲が良かったんですね。
たとえば今回の生花業者さんとの関わりで言えば
在家葬儀(自宅や集会所での葬儀)の式場設営が終わると、私たちは生花業者さんの事務所にお邪魔して色々とご馳走していただいたんです。
それもほぼ毎度のように。
そして時間の許す限り、長々と四方山話に花を咲かせたもんですよ・・・
いつも私たちに気を遣ってくれていたよなぁ・・・
「ウマい饅頭が入ったからウチに寄って行きなよ」
「コーヒーくらい入れてやるよ、ウチに来な」
そこには主従関係なんてものは無くって
同じ仕事をする、同じ仲間としての意識だったんです・・・
♢
お通夜の前
その生花業者さんと少しだけ立ち話をしました。
「なァオカダさんよぉ
あの頃がいちばん楽しかったよオレは」
あの当時の仲間はきっと、皆さん同じ思いのはずです。
「一緒に祭壇を運んでサ
花を運んでもらってサ
いっつもお互い、笑い合って汗流してサ。
ああいうのを『仲間』って言うんだよな」
・・・歳のせいなんでしょうか。
私、何だか泣けてきて仕方がありませんでした・・・
「ホント、今日は来てくれてありがとうよ!
オヤジも喜んでるわ」
・・・お世話になったのは私たちの方なんです。
「仲間って良いよな。
こうして来てくれることが何よりの証拠だわ」
“ 大将 ” のご冥福を
心よりお祈りいたします m(_ _)m