レゾンデートル
自分について考える。
もうイイ歳だ。
適当にお勉強して学校を出て
中途半端にガッコのセンセをやって
大した考えもなく葬儀業界に入って
小っぽけな葬儀屋さんを経営して
オレは一体何なんだと思う。
基本、流されるままに生きてきただけじゃないかと思う。
手短なところで済ませてるだろ。
「努力」とか「頑張る」とか、大キライな言葉だ。
でも
ホントにカッコイイ奴は見えないところでそれをやってる。
オレはどうだ?
「器用だ」と言われる。
オレはその言葉に慢心して、いまだ器用貧乏のままだ。
極めたものなんか何もない。
「人生ナメてるんじゃねェか?」と問われれば、返す言葉がない。
もうすぐ、あの日が来る。
オレの存在意義とはなんだ?
もうすぐ、あの日が来る。
あの日とは…聖週間ですか?それとも、それとは全く関係のない大切な日でしょうか。
岡田さまの心に、主が平安を賜りますように…。
あの日というのは、1年前の地震のことかなと思いました 。私も考えます。たいしたこともできずに、ぼんやり生きてきてこの年になってしまったと悔やんだり、嘆いたり、反省したり・・・。そんな自分でも、主は一緒にいてくださるのだと、いつもそこに落ち着くのですが・・。
先月の灰の水曜日のミサで、神父様が「考えてみてください。今年のレントは皆さんにとって最後のレントになるかもしれませんよ。」とおっしゃった時、ドキッとしながら、本当に神父様のおっしゃる通りだなぁと思いました。その時にも、ぼんやり生きてきた自分のことを考えさせられました。