輸入車のウィンカー位置の話
『何故輸入車のウィンカーレバーは左なのか』
いわゆる『外車』を運転したことのある方なら
誰でも一度は考えたことがあるかと思います。
国産車を運転してから輸入車に乗り換えると、まず間違いなく間違えたことがあるでしょう?
もちろん私もあります。
それも何度も、数えきれないくらいに(汗)
以前は何台か輸入車に乗っていましたから、逆に国産車を運転するときによく間違えたものです。
本当に稀にですが、今でも間違えることがあります。
身体が覚えてるんでしょうね・・・
もっと言えば
以前私が乗っていた『シトロエン・エグザンティア』は、ホーンボタン(クラクション)がウィンカーレバーの先っちょに付いていたので(驚)
他のクルマの運転中にクラクションを鳴らそうとしてウィンドウ・ウォッシャーが出てしまう、なんてことも(笑)
・・・あれは結構恥ずかしかった・・・
それはともかく(笑)ウィンカーレバーの位置。
輸入車のウィンカーレバーの位置については、ISO(国際標準化機構)の規格で
「ハンドル位置の左右にかかわらずウインカーは左側、ワイパーは右側」と定められるんだそうな。
だから
国産車が海外に輸出される際には、ウィンカーの位置も左側に変更されるんだそうです。
じゃ何で国産車は右側についてるのかというと
JIS(日本工業規格)でそう定められているから、なんだそうな・・・
・・・へぇ~。
国内規格と国際規格の矛盾が、日本ではそのまま残っているということなんでしょうか。
今じゃ多くのクルマがオートマチック・トランスミッションですから
右ハンドル車でウィンカーレバーが左側についていても、そんなに不便を感じることはないと思います。
しかし
昔はよくあった「右ハンドルでマニュアル・ミッションの輸入車」となると、状況によっては不便を感じることがあったんじゃないでしょうか。
右左折する前にウィンカーを出しながらシフトダウンする、なんてことだってあるわけですものね~
しかし
やっぱりウィンカー操作ってのは重要ですよね。
自車が右左折することを後続車や対向車に知らせることは、事故回避のために欠かせないと思います。
これが
運転者の間違いでワイパーレバーを操作して、そのまま右左折なんかされると結構コワイ(汗)
表には出てこないけど
これが原因の事故って、結構あるんじゃないでしょうか・・・
国内規格とか国際規格とか、そういう考え方よりも
実際に運転する人間が操作を混同しないようにすることの方が大切なような気がします。
日本の道路は左側通行で
運転席は右側なんであって
然るに「右ハンドル車のウィンカーレバーは例外なく右側」ってのが、いちばん良いような気がするんですがネ~
それにしてもシトロエンなんてシブイですね。セダンですか。
きっとその頃私はBMWに若葉マーク貼り付けて乗ってましたわ(^^;