西経一神父様の好きな曲 『WOMAN』 薬師丸ひろ子
昨日の夕刻に名古屋に帰られるということで・・・
「モリオぉ~
オレ、もうヘトヘトだよぅ。
名駅まで迎えに来て」
・・・毎度のこととは申しませんが
もう慣れっこですわ・・・(笑)
彼が何故私を“指名”するのかと考えてみるに
おそらく、私のクルマが禁煙車ではないからだと思います。
ただそれだけ(汗)
タクシーでさえ、今は禁煙というご時世。
つまりは(古い言い方ですが)ただの “アッシー” ということですな・・・
助手席でウマそうにタバコをくゆらせる西神父様
突然、こう言ってきたんです。
「なァモリオ
薬師丸ひろ子の『WOMAN』って曲、知ってるか?」
・・・知ってるも何も
個人的に、薬師丸さんの曲のなかで一番好きな曲♪
「そおォ~かァ!
オマエも好きかァ~」
「良いゾ、良いゾォ~♪」
↑
西神父様の口癖(汗)
1984年の曲ですよね。
彼女の主演映画 『Wの悲劇』の主題歌。
個人的に、映画自体はどうってことなかったんですが(失礼!)
この曲はもう何百回と聴いた曲です。
「この曲の題名は知らなかったんだけど
出張先のホテルでNHKを観てたら、この曲が流れたんだよ!
(あぁ~この曲、オレの大好きな曲だァ)ってサァ~」
聞けば
西神父様が司祭に叙階された年の曲なのだそうな。
「オレ
ホテルのテレビでこの曲が流れるのを聴いて
何だかひとりで泣きそうになっちゃった・・・」
・・・うんうん♪
何となく分かる気がするぞ(笑)
薬師丸ひろ子さん、私と同い年です♪
「それがどうした?オマエとエライ違いだな」
・・・(汗)
彼女の歌声って、なんか不思議な魅力がありますよね。
「ウマいッ!」っていうよりも、何故か惹きつけられる声。
(いや、もちろん充分にウマいんですけどネ)
歌声というよりも、優しい音色の楽器のような声とでも申しましょうか。
レガートの効いた、流れるような音色を奏でる“楽器” 。
そしてこの曲。
作詞が松本隆さん、作曲が呉田軽穂さん(=松任谷由実さん)。
そして編曲が松任谷正隆さん。
この曲の好きなところは、やっぱり曲と歌詞がしっかりとリンクしているところです。
時折歌詞が聞き取りにくいところがある(失礼)のは、薬師丸さんならでは。
むしろ、全体の歌詞からイメージを膨らませるような曲だと思います。
特にAメロからサビに入るところの盛り上がり方なんか、鳥肌モノです・・・♪
・・・おそらくは恋の終わりを歌ったものなのでしょうが
もっと深いもの
私なんかは、たとえば「永遠の別れ」つまり「死」さえをも連想します・・・
個人的な憧れとして
こんなふうに想われながら“終われる” のだとしたら
この上ない幸せ、ではあります・・・
ま
至極身勝手な妄想なんですがネ・・・