映画 『Flowers』
映画の予告編を観たときから、ずっと気になっていた映画でした。
出演女優さんが気になったというよりも、その映像がキレイだったので・・・
もちろん
出演された女優さんもまた豪華絢爛です~
蒼井優さん
鈴木京香さん
竹内結子さん
田中麗奈さん
仲間由紀恵さん
広末涼子さん(五十音順)・・・
ひェ~(驚)
昭和初期から現代に繋がる
それぞれの時代を生きた女性たちを描いた作品。
昭和初期の花嫁さんが蒼井優さんで
その娘三人が竹内結子さん、田中麗奈さん、仲間由紀恵さん
次の世代の、仲間由紀恵さんの娘役が鈴木京香さんと広末涼子さん。
それぞれの時代における女性の置かれた状況を反映させながら
映画の画面色彩もまた、時代を反映させて
更にはBGMもまた、それぞれの時代っぽい音が使われています。
特に竹内結子さんの写真なんか、それっぽいでしょ♪
・・・なかなかにニクイ演出かと。
もしかするとこの映画
ある程度の年齢の方でないと楽しめないような気がします。
いやいや
ヘンな意味じゃなくってネ・・・
私なんぞは40代も後半なわけで
さすがに昭和初期は実体験としては分からないとしても
それ以降の時代についてはある程度肌で感じてきた世代ですから、画面から感じる空気感を懐かしく観ることが出来たんですね。
懐かしくって
とっても綺麗な映像。
「美しい日本」が、ここにあるような気がします・・・
観ていて、気持ちがほっこりとしました♪
個人的には
モノトーン画面のなかを、花嫁姿の蒼井優さんが走る場面がとっても良かったなぁ。
色のない画面なのに、満開の桜が本当に美しかった。
そして
キャリアウーマンの“ハシリ”を演じる田中麗奈さんが帰郷する風景。
青々とした田んぼの横を歩く場面なんか、まんま私自身の実家へ帰る道とダブりましたね~
つまりこの映画
ストーリーを追うという見方の他に
それぞれの時代の原風景を見て楽しむ、という見方も出来ましょう。
・・・私は男性ですが(当たり前じゃ)
この映画、多分女性の方ならもっともっと楽しめるんじゃないでしょうか。