映画 『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』
ようやく観ることが出来ました~♪
2007年公開
私メ
この映画のこと、全く存じ上げませんでした。
このブログへのコメントで、おススメいただいた内容がとっても面白そうだったので
少し前からずっと観たかったんです・・・
あらすじは
ウィキペディアから転載させていただきます m(_ _)m
『作家志望のダニエルの父親が亡くなった。葬儀の朝、ダニエルは引っ越しを巡って妻と揉め、さらに作家として大成功した弟のロバートが帰って来て自分と比較されると思い、ストレスをためていた。また、従妹マーサも婚約者を父親に紹介しなければならないことで悩んでいた。各人が様々な問題を抱えている中、葬儀会社から父親の亡骸が到着。だが、業者のミスにより棺桶には父とは別の男が入っていた。はたしてハウエルズ家は無事に葬儀を終えることができるのか・・・』
基本的には
非常に“イギリス的” なユーモアにあふれたコメディーだと思います。
倫理観に縛られた私たち日本人は
(ここって本当に笑っていいところなの・・・?)
と躊躇するような場面も無きにしも非ず・・・(汗)
棺の蓋を開けて何やってんだか・・・(汗)
かなりのドタバタコメディーですが
ここに描かれるエピソードに似たような出来事は、私も何度も経験しております(笑)
つまり
実は人間って、俯瞰して見下ろしてみるとかなり滑稽な生き物なのかもしれません・・・
ただ
映画の終盤で語られる、ダニエルによるスピーチは秀悦でした♪
簡潔な言葉で
でも思いがこもっていて
そして
ドタバタやっている参列者の皆の目を覚まさせるような。
それは
“赦し”の言葉であります。
そして
“解放”の言葉であります。
故人を赦し
今目の前にいる人(親や子供)を赦そう、と語りかけます。
目の前の相手を解放し
その思いを尊重しよう、と諭します。
・・・ま
それでも最後にはコメディーとして終わるお話なんですがネ(笑)
個人的には
あの『おくりびと』よりも好きでした♪
この映画を御紹介いただいた
『アメリカのヨハンナさん』に謝意を込めて・・・ m(_ _)m
わざわざ観ていただいて、嬉しいです。
ダニエルのお父さんは、あんなスピーチで
送り出してもらって、さぞ安らかな眠りに
つくことができたでしょうね。