『ストロベリーナイト』 誉田哲也
過労でダウンしていたので、一昨日(土曜日)に放映されていたドラマを半分見逃してしまった・・・
女性刑事・姫川玲子役は竹内結子さん。
ベッドの中で「はた」と気付いたときには、もう半分くらい終わってました・・・(涙)
(録画予約しとけっての)
でも残りの半分、観ましたよォ~
原作はこれ。
誉田哲也さんの作品はあまり読んでいません。
読んだのは今回ドラマ化された原作と
あとは『ジウ』シリーズくらい、ですね。
本作も『ジウ』も
結構グロテスクな描写があったりします・・・
猟奇殺人とか
加害者の、理解し難い動機とか
つまり、現代社会だからこそ起こり得る事件を題材とした作品ですね。
でも
原作のテンポが非常に良くって、またその描写もとても緻密です。
一気に読み進んでしまいます♪
(『羊たちの沈黙』的な世界観がお好きな方にはおススメ♪)
テレビで放映されたので、あらすじを説明するのは省略(笑)
・・・えっと
ドラマの後半半分を観て思ったのは
原作の世界観全体に漂う “すえた腐臭” のようなものが希薄だったかなァ、と。
原作を読めばお分かり頂けると思いますが
気だるい空気感
曇り空
疲れ切った人間たちの体臭
そんなものが作品全体を漂っているんです。
これがこの作品のスゴイところだと、個人的には思っています。
まぁ
土曜日の午後九時から放映するドラマに
この雰囲気を余すことなく表現するのは少々リスキーなのかもしれませんがね・・・
でも
俳優陣は豪華でしたね~
結構気合の入ったドラマだったと思います。
特に武田鉄矢さん、イイ味出してたなァ~
・・・こういうのを観せられると
今度は是非『ジウ』シリーズを映画化して欲しいなァと思うのは私だけでしょうか・・・?