『Instrumedley』 ドリーム・シアター
夏は暑いというが、こうも暑いと何もする気がおきない・・・(大汗)
さて
今日は馬鹿テク集団『Dream Theater』の『Instrumedley』を御紹介。
ドリーム・シアターは1989年メジャー・デビュー
デビュー当時から“プログレッシブ・メタル・バンド”として(当時はこうしたカテゴリー自体が認知されていませんでした)その高い演奏技術や、目まぐるしく展開する難解なリズムパターンから“馬鹿テクバンド”としての評価を不動のものとしました。
名門音楽大学:『バークリー音楽院』の生徒だったマイク・ポートノイ(ドラム)、ジョン・ペトルーシ(ギター)、ジョン・マイアング(ベース)の三人を中心に、友人だったケヴィン・ムーア(キーボード)が加わって活動を開始します(当時は『Majesty』というバンド名で活動)。
ここにヴォーカルのクリス・コリンズが加入しますが、声域の狭さから解雇。
この後チャーリー・ドミニシがヴォーカルとして加入、メジャー・デビューを飾ります。
デビューアルバム『When Dream and Day Unite』は、その高い演奏技術が評判を呼びますが、スマッシュ・ヒットまでには至らず。
ヴォーカリストがジェイムス・ラブリエに交代しして発表された2ndアルバム『Images & Words』で大ブレイクします・・・
バンド結成となった中心人物3人全員が、カナダの“至宝”と呼ばれるバンド『RUSH』の大ファンということから、各自が相当の練習を重ねた結果の“馬鹿テク”と言われます。
現在はキーボードのケヴィン・ムーア(大好きだったのになァ・・・)に代わって、名門ジュリアード音楽院に弱冠8歳で入学したというツワモノ:ジョーダン・ルーデスが名を連ねています(動画のキーボードも彼)。
さて
『Instrumedley』とは、アルバム収録された曲ではありません。
自分たちのこれまでに発表してきた楽曲の一部を次から次へとつなぎ合わせた、パッチワークのような演奏です。
・・・これを“馬鹿テク”と言わずして何と言いましょうか・・・
こちらの動画の方が4人の技術がより分かりやすいかな
実質的なリーダー:マイク・ポートノイは、2セットのドラムスを1つにつなげて、曲によって席を移動して叩きまくります(驚)
ジョン・マイアングは6弦ベースを完璧に使いこなし、ジョン・ペトルーシは7弦ギターを駆使。
(動画では6弦ギターです。但しジョン・ペトルーシは時折ミスしますがね・・・)
ジョーダン・ルーデスに至っては「アンタ、指何本ついてんの?」ってくらいの速弾き(かなわん・・・)
ここまでくると
(そこまで弾きまくらなきゃいけないわけ・・・?)と、イヤミのひとつも言いたくなりますが(汗)
でもやっぱりスゴイものはスゴイ!
いろいろ探したつもりなんだけど、途中で切れてるのばっかりなんだよね。
私もここのギタリストはイマイチ(というか、どうでもいい)。
ドラムももちろんスゴイが、個人的には韓国系アメリカ人:ジョン・マイアングのベースが好き。
こういうクールな感じで弾くベーシスト、大体好き。