西 経一神父様のこと。
ブログを立ち上げられていらっしゃる方はご存知かと思います。
自分のブログにアクセスしてきたキーワードのランキングなんてのが分かるんですね。
で、今月の小生のブログへのアクセスキーワード、ランキング一位が
『西 経一』だったりするんです(驚)
(ウチの会社名とか『葬儀』とかじゃないところが微妙なんですが・・・)
どうやら多くの方が「西 経一」という人間に興味をお持ちのようで・・・。
私がお話しできる限りのことを、今一度簡単にご紹介いたします。
「西 経一」とはカトリック司祭です。
具体的には『神言会』という修道会の司祭です。
つまり“西神父様”です。
同時に、名古屋にあるカトリック系の学校『南山中・高等学校』の男子部・女子部の校長先生でもあります。
だから“西先生”でもあります。
九州は長崎の生まれ(因みに誕生日は12月24日)。
幼い頃にお母様を亡くされており、親の大切さをものすごく訴える方です。
私が自分の親を悪く言うと、マジギレします。
西家の系譜をお聞きしたところ、どうやら『トマス西』の末裔でいらっしゃるようです。
『トマス西』は17世紀の殉教者で、カトリック司祭です。
1987年にヨハネ・パウロ2世によって列聖されました。
つまり『聖人』です。
一方で1/8だけ、オランダ人の血が流れているとか。
オランダ人娼婦(!)の血だそうな(ホントか?)
「だからオレには『聖』と『性』の両方が混じってるんだ。ウッシッシ」
・・・なんじゃそりゃ。
趣味は読書と囲碁。
彼の読書の早さは恐ろしいです。
文庫本一冊なんかあっという間です。
ヘビースモーカーです(いつも吸うのはキャスターワン)。
お酒は燗をつけた日本酒がお好き。
食べ物は魚に目がありません。
あとはお蕎麦、山芋、玉子料理。
名古屋に長いので中日ドラゴンズのファン。
顔と手が異様にデカイ。
ついでに声もデカイ。
人目もはばからず大声で笑う。
そのくせ涙もろい。
衣服や身なりに無頓着。
だから着ている服の袖なんかボロボロ。
とても『校長先生』にはみえません。
(本人いわく「それが狙いだァ、ウッシッシ」)
・・・けれど
カトリック司祭として
学校の先生として
人間として
大変尊敬できる方です。
全国から講演依頼が絶えず、日本中を飛び回っています。
私も何度も彼の講演を拝聴いたしましたが、たしかに非常に良いお話をされます。
ただ学術的なお話をされるのではなく、聴講者は大いに笑い、そして泣かされます。
校長職であるにもかかわらず、今でも学校で授業を持っています。
(本人いわく「授業をさせてくれないなら校長なんかやらねェ」とのこと)
私は以前、彼の授業を参観させていただいたことがあるのですが、生徒たちは全員彼の授業に耳を傾けます。
大変に面白い授業だからです(笑)
その手腕は、元教師である私からみてもスゴイの一言。
当面の心配は
ご本人、それほど身体が強くないのです。
もう少しだけ、自分の身体を労わってもいいのではと思うのです・・・。
(「バァカ、要らんことを書くな!」と言われそうです。もしかしてこの記事は早々に削除するかもしれませんので悪しからず・・・)
書かれているとおり、西先生のお話は本当に面白く(interesting AND funny)、授業のみならず、学校行事の御ミサのときでさえ、私たちは顔を真っ赤にして笑い転げていたものです。笑いすぎて、何を話されていたのか、具体的なストーリーはひとつを除いてほとんど忘れてしまいましたが、そのエッセンスは間違いなく、今の私の人格形成に大きな影響を与えました。
本当に、イエス様はこのような人だったのだろうかとふと想像させてしまうような、すばらしい神父様ですね。
はじめましてm(_ _)m
ご来訪いただきまして有難うございます♪
『西先生の教え子さん』でいらっしゃること自体、大きな恵みですね。
とっても羨ましいです。
これからも折を見て、西先生に関する記事をUPするつもりですので、お暇な時には覗いてやって下さいm(_ _)m
(実は私、昨日(3月20日)も西先生と一緒にいました)
西先生はあたたかいお話をユーモアを取り入れて一年生の私たちにもわかりやすく、面白く、話してくださいます。
入学式では、「目に見えるものの向こうにある見えないものをみる」というお話(よく普段の学校生活でも話される事柄だそうです)をうかがってとても心にしみました。
ご来訪いただき、有り難うございます m(_ _)m
南山女子部の生徒さんですか~♪
良い学校で学べることはとても幸せなことですよ~。
これからの学校生活のなかで、西先生をはじめ多くの先生方から沢山のことを学んでください。
私も“元”学校のセンセイです。
前途のあるmoemoeさんに、神様のお恵みがたくさん注がれますように!